今泉という地区になるのでしょうか、南側は名取川対岸は閖上、嵩上げ工事でしょうか堤防に 土盛りが見えました。9月17日にも参加した人がちょっと離れた所を指さし、”ああ、あそこ 前にやった所よね”少しずつ土地勘がついてきました。 土興しが今回の作業です。2段6畝、今はなんの作物も植えられていないのですが、 それでもかなりの広さ。半分以上は興されていますが、残りの部分が目標です。30名+7~8名で 始めましたが、固いこと固いこと、スコップを少しづつ進めないと刃が立たないのです。地主さんの お話しでは、”ガレキが入っているから、大型農機でも本当にゆっくり進まないと刃を傷める”と。 農機はメーカーが無償で貸してくれるのだそうですが、順番待ちです。やはり人の手 ![]() 幸い天気に恵まれ、そして比較的若い(平均年齢40)方が多かったせいか、完了しました。 でもReRootsのブログを見たら、延べ300人で終わらせることが出来たのだそうです。 人の手って凄いです、それもたくさんの。 作業が早く済んだので、隣の土地もやったら、とリーダーさんに聞くと違う地主さんなのだそうです。 ふっと、”そちらの地主さんはどうしているのかしら”と思いました。すぐ側では大根が植えられて 収穫してあるのですが、捨てられている。短かったり、先が2股になっていたり、市場に出しても 売れないからでしょうか。ここの地主さんも種が蒔けるようになったら、まず肥料を半分くらい 施してやってみると、売り物になるかどうかわからないから、とおっしゃっていました。米は 除塩しなくてはだめでも、野菜は何とかなるかもしれないそうです。多分採算はとれないのでしょうが ある雑誌で見た”百姓は種まいて百姓、つくって百姓”という福島の農家の方と同じ思いなのでしょう。 初めての参加者の方から”出来たら海岸に近いところが見られたら”との声が聞かれたので、被災家屋 が見られる地域に立ち寄りました。テレビや新聞で、もっとひどい場面を見ていても、現実に目の前に した光景は心に残ったようです。 今年の活動は今回で終了です。1・2月は寒いし応募する方もいないだろうし、3月になって 暖かくなったらと思っていたら、”企画してくれれば参加しますよ”と背中を押してくれる方が多く、 1月も募集します。桐生災害ボランティアセンターは、4月から継続して活動をしていますが、1月も4回 活動します。当サークルは多分1回だけかな。もっとやれるぞ、という方は是非桐生にも参加してください。 お気づきと思いますが、今回は写真なしです。そうです、バッテリー切れのカメラを持って行ったのです、 とほほでした。1月までに、バッテリーと同様、心も充電します。 |
Author:藤岡災害ボランティアサークル
ブログ初心者ですが、楽しみながら更新していきたいと思ってます。